腰痛の種類-簡単解説
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腰痛といっても様々です。代表的なものをあげてみましょう。
【 急性腰痛 】
3ヶ月以内に生じた、腰椎に問題がある場合。「ぎっくり腰」は、
椎間板、筋・筋膜、椎間関節のいずれかに問題があることが多い。
高齢者のぎっくり腰は、圧迫骨折のこともある。
【 慢性腰痛 】
少なくとも3ヶ月以上の痛みが続いている。
心理的要因で痛みを引きこすこともあり、必ずしも身体に異常がある訳では無い。
【 腰椎椎間板ヘルニア 】
20~40歳代に多く、突出した椎間板は自然消失・縮小などすることもある。
動作により痛みが増大。
【 腰椎脊柱管狭窄症 】
様々な疾患によって引き起こされる一つの病態。歩行してもすぐに腰が
痛だるくなる。休憩するとまた歩ける。腰から足まで痛い。
横になると楽になる。
【 変形腰椎症 】
加齢的変成が多く、だんだん悪くなる。高齢者の腰痛に多い。
【 骨粗鬆症 】
背部から腰部に鈍痛や疲労感がある。
【 仙腸関節痛 】
脊椎炎や変形性仙腸関節や分娩や外傷、不良姿勢でおこる。
【 坐骨神経痛 】
坐骨神経に沿って痛みしびれを生じる。多くは腰から太腿の裏。
腰痛といえども挙げればきりがない安易に考えている人が多いようですが、
素人考えは如何なものでしょうか?
ここに挙げたものは比較的予後が良好なものですが、腰痛といえども
内臓疾患のこともあり、腰痛といえども骨腫瘍のことも・・・。
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あなたの腰痛は? 大丈夫ですか?
【 腰痛のメカニズム 】
腰痛には多くの原因があり、内科疾患から起こるものや骨、関節、
筋の障害によるもの、加齢による変性によるもの、椎間板の損傷によるもの、
心因性のものなどがあります。
一般的に、レントゲンなどの画像診断を行いますが、異常が発見されない
腰痛も少なくありません。慢性腰痛にいたっては、現在でも医学的に原因が
はっきり解明されていないようです。
< 原因による痛みの特徴 >
‥内科疾患による腰痛‥
多くは腰のくびれより上と骨盤上に痛みが出るようです。
原因疾患としては腎臓、膀胱などと精巣、卵巣、子宮などが考えられます。
又、腹部大動脈瘤もその血管壁が破れる過程で、急性の激しい腰痛を伴います。
これらの痛みの特徴としては、安静時にも痛みがあるということで特に、
就寝時に痛みで目覚めるなどの徴候は、悪性腫瘍やそれらの骨転移の可能性が
考えられこともまれにあるようです。
‥骨、関節、筋の障害による腰痛‥
運動に伴っておこる腰痛で原因がはっきりしている場合が多いのですが、
思い当たる節がないという場合も多々あります。
重いものを持ち上げた時によく起こるのが筋の損傷や関節の捻挫で、ひどい時には
立てなくなることもありますが、横になって安静にしている時には痛みが
治まっていて、ほとんどの場合、1週間から10日で痛みはほぼ治まります。
しかし、機能回復が完全でないと慢性化を起こす原因となります。
機能不全による腰痛は、動かしはじめに痛く、少し動かしていると痛みが和らぐ、
又はなくなるという特徴があります。
骨粗鬆症の人は、圧迫骨折を起こしやすく、その場合痛みは長引きますが、
安静期間が長くなると、筋の萎縮や関節機能障害が起きるので、
早期からのリハビリテーションが必要です。
慢性関節リウマチによる関節の変性も進行性の腰痛を起こしますが、
専門医の指導による運動療法で、関節機能の低下はある程度防げます。
‥変性(加齢等)による腰痛‥
年齢を重ねるとともに椎間板の水分は徐々に失われて、厚みが少なくなり、
関節に遊びができて不安定になるので、それを補償する為に変形が起こる
とされていますが、変形の度合いが大きいときや場所によっては痛みが起きます。
又、外力による損傷部位は変性が早くから始まり、若年でも起こることがあります。
痛みの特徴としては、朝起きる時に痛みが強く、しばらく動かしていると
痛みがなくなったり、同じ姿勢を長時間しているとその後動かす時に痛みが起こる、
という機能不全による腰痛と同様の痛みが出ます。
しかし、画像診断の結果と症状との整合性は疑わしいといわれています。
‥神経症状を伴う腰痛‥
お尻から太もも、すねやふくらはぎに痛みやしびれがある場合は、椎間板損傷や
脊柱管狭窄症による、坐骨神経痛が疑われます。
しかし、臀部筋による坐骨神経の圧迫や血流障害によるもの、
また、神経症状ではありませんが、腰部の関節や仙腸関節の障害による関連痛や
臀部の筋の筋・筋膜痛症候群の関連痛なども同様の場所に痛みが出るので
鑑別診断が重要です。
‥慢性腰痛‥
慢性腰痛患者の多くが急性腰痛の後に慢性化を起こしていますが、くつを履くとき、
寝ているとき、椅子に座っているとき、車の運転、洗顔、掃除など、
多くは腰を曲げている状態にあります。
関節の痛みは、心配事や、不安、怒りの感情を抑圧する事により、
交感神経起因の循環不全が起きることが原因であるという理論もあります。
(TMS理論)
関節は動かす事の少ない部分から運動制限を起こすので、加齢とともに
腰は後ろに反りにくくなります。しかし、立つためには腰は反る必要があるので、
どうしても腰の下の方の関節では上の方が反りにくい分、代償的に反りすぎになり、
関節に負担がかかり痛みを起こします。
痛みを避けようとすると、腰をしっかりと伸ばす事ができなくなります。
これが老人の腰が曲がっている理由といえます。
それゆえに、腰痛からの開放に姿勢と運動(特に伸展方向)は、必要です。
それはひとえに傷害後のリハビリの不足によるものと考えられます。
他の部位にくらべ腰部は、立てなくなる恐怖からか傷害後に、
かばって運動不足になる傾向にあってそれが慢性化を起こす原因と考えられます。
急性腰痛の炎症期終了後は、なるべく早期からの運動療法による機能回復が必要です。
肩こりと同じく、腰部の筋・筋膜痛症候群も慢性疼痛の原因となります。
その場合、痛みは臀部まで広がる事があります。
その他、慢性腰痛には肩こり同様、心因性のものも多く、
うつ病や抑うつ傾向にある人によく現れます。
心配事や、不安、怒りの感情を抑圧する事により、交感神経起因の循環不全が
起きることが原因であるという理論もあります。(TMS理論)
‥姿勢による腰痛‥
肩こりに限らず、腰痛も姿勢の影響を受けます。
特に、レントゲンなどの画像診断で異常が見つからない慢性腰痛は、姿勢不良と、
それに伴う筋や関節の機能不全が原因であるといっても過言ではありません。
日常生活では、腰を屈曲させている状態が非常に多要不可欠であるといえます。
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